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Jacqueline du Prér :  2020/10/24

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Dvořák Cello Concerto Daniel Barenboim London Symphony Orchestra Royal Albert Hall Sept.1968 BBC 

3楽章の冒頭で、弦がブツンと切れ、演奏不能に陥り、聴衆に「・・・few minutes wait・・・」で、演奏再開は初体験! 2020/10/23

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Dvořák Cello Concerto in B minor op.104 Daniel Barenboim Chicago Symphony Orchestra Rec.1971 CD

聴きつつ、“一目惚れ”ならぬ“一聴惚れ”、fall in love!陥ってしまった。  

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Jacqueline du Pre & Daniel Barenboim - Elgar Cello Concerto New Philharmonia Orchestra 会場は? ?年

音質は劣る(画質も1968年ロンドンより劣る)が、デュ・プレの個性・人生を物語る曲ゆえ、聴き終えてシマッタ。ナルホド42歳で夭逝した彼女の人生を予言するかの如くの曲であり、演奏:彼女の演奏スタイルが、本曲に先立って聴いたドボルザーク(1971 CD)でも聴き取れた。少なくとも、小生は、彼女の演奏に出会えて(聴けて)“一聴惚れ”し、感動人生に広がりが得られたと確信しつつ、エルガーをも聴いている。 末尾に、彼女の生い立ち写真、花嫁姿、私生活の様子、末尾には彼女のカラー写真付で1982 Versionとあった。  2020/10/24 08:28

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The Trout, Music Film of 1969 with Du Pré, Perlman, Barenboim, Mehta & Zukerman 

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J.DU-PRE'S WORLD 【 CELLO-SONATA 】 (J.Du-Pre & D.Barenboim) CD 

du Pré

Jacqueline du Pré ジャクリーヌ・デュ・プレ 1945年1月26日-1987年10月19日 42歳 多発性硬化症で夭折 1966年末、21歳で結婚:伴侶は当時24歳のダニエル・バレンボイム(1942年11月15日- アルゼンチン生・ユダヤ人 巨匠ピアノスト、大御所的な大指揮者)
28歳の1973年4月に来日したが、体調不良により演奏会はすべてキャンセルされ、秋に多発性硬化症と診断され、演奏活動から引退を余儀なくされた。
代表的な演奏として、ハイドン、ドヴォルザーク、エルガー、ディーリアスらのチェロ協奏曲、夫ダニエル・バレンボイムと共演したブラームスのチェロソナタがある。
1961年から73年までの約12年間の活動期間中に残された録音の多くは、集中度の高い情熱的な演奏が特徴で、現在も名盤とされる。悲壮的な雰囲気の強いエルガーのチェロ協奏曲や、ショパン最後の楽曲となったチェロソナタなど、情緒的な色彩の強い楽曲の演奏に関しては卓越した才能を発揮した。全盛期の録音は1960年代(10歳代後半~20歳代前半)のものが多く、現在のデジタル技術を用いたものと比べると録音状態の悪さは否めないが、その悲劇的な後半生とも相まって今でも多くのファンを集めている。

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du Pré 2

Jacqueline du Pré ジャクリーヌ・デュ・プレ 1968年9月 23歳 指揮ダニエル・バレンボイム:ロイヤル・アルバート ホールの花飾りから Proms での主演奏会と分かる。上記は3楽章の導入

デュ・プレが3楽章に主題を引き始めた直後の時点でブチ-ン!と大きな音がし、弓の弦の大半がブチ切れた!

切れた瞬間、映像を止めて、わが人生の備忘録写真とした。“一聴惚れ”記念日の記録としても・・・

J.DU-PRE'S WORLD 【 CELLO-SONATA 】 (J.Du-Pre & D.Barenboim) 

01. Beethoven 7-Variations by Die Zauberflote  (00:00)  1970 Live 

02. Beethoven 12-Variations by Die Zauberflote  (10:53)  1970  Live 

03. Beethoven 12-Variations by Handel  (21:48)  1970 Live 

04. Beethoven Cello-Sonata#1  (34:10)  1970 Live 

05. Beethoven Cello-Sonata#2  (55:42) 1970 Live 

06. Beethoven Cello-Sonata#3  (1:19:00)  1970 Live 交響曲5・6番、ピアノ協奏曲5番など中期「傑作の森」 

07. Beethoven Cello-Sonata#4  (1:34:13)  1970 Live 

08. Beethoven Cello-Sonata#5  (1:50:39)  1970 Live 以上、5曲はチェロソナタ作曲史上「チェロの新約聖書」の評 

09. J.Brahms Cello-Sonata#1  (2:13:05)  1968 

10. J.Brahms Cello-Sonata#2  (2:37:20)  1968 ~3:03:42 

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結婚して3-4年目の二人による二重奏:映像は他サイトで若干視聴しているので、本サイトは聴くことに集中した3時間余(+若干の休憩):オペラ並の所要時間を堪能し得ました。ベートーヴェンのソナタは咳払い等でライブ録音と分かります。
演奏は秀逸:まさか、これらの約2年後、多発性硬化症を発症し、彼女が演奏できなくなり、夭逝するとは・・・。
You Tube での出会いに感謝すると共に、新たな研修人生の充実を予期した今日・2020/10/24(土)非番の土曜日♪

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du Pré 3

New Philharmonia Orchestra 

1945年、EMIの名プロデューサーにより創設/1948年にはクレンペラー、フルトヴェングラー、カラヤンの3人を相次いで定期公演の指揮者とし、リヒャルト・シュトラウス「4つの最後の歌」の世界初演はフルトヴェングラーの指揮でフィルハーモニアによって行われた(1950年5月、作曲者の没後)。カラヤンはフィルハーモニアを率いてヨーロッパ大陸ツアーも成功させ(1952年5月)、創立10年に満たない楽団の地位向上に貢献した。イタリアからはトスカニーニ、ジュリーニがフィルハーモニアのためにタクトを揮っている。カラヤンは、1955年にベルリン・フィルの首席指揮者に就任し、・・・1959年にオットー・クレンペラーが常任指揮者(後に終身)に就任し、多くの演奏、録音を残す。
1964年に激震:資金不足を理由に突如フィルハーモニアの活動停止・解散:イギリス経済自体、後に「英国病」と揶揄される慢性的な衰退状況下
自主運営組織によるニュー・フィルハーモニア管弦楽団(New Philharmonia Orchestra)として再出発
新組織による初コンサートは約半年後の10月27日、楽団の名誉総裁となったクレンペラーの指揮、曲目はベートーヴェンの交響曲第9番
1965年にはストラヴィンスキー指揮による一連の自作自演プログラムを披露
クレンペラーの高齢化に伴い、ロリン・マゼールが首席客演指揮者(1970年-1972年)に就任。楽団は1972年12月に初共演を行ったばかりのリッカルド・ムーティに常任指揮者就任を要請し、1979年からは音楽監督。マゼールはポスト離任後も定期的に客演(来日もした)し、数多くの録音を行った。
1977年からは再びフィルハーモニア管弦楽団(The Philharmonia Orchestra)の名称を回復
1984年から1994年はジュゼッペ・シノーポリ(音楽監督)、1994年からはクリストフ・フォン・ドホナーニ(当初は首席客演指揮者、1997年より首席指揮者)をトップとした。2008年-2009年のシーズンからは、首席指揮者にエサ=ペッカ・サロネンが就任している。
1994年から2012年まで、日本人の岩淵麻弥がリーダー(コンサートマスター)を務めた。
1996年になってようやくロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホールの本拠地化に成功
創設以来の「録音の多いオーケストラ」の伝統は健在であり、1989年には「年間録音セッション数250回」という驚異的な記録を樹立している。 

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Philharmonia
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